製法記事一覧
中種法とは、使用する小麦粉の一部または、全部を先に発酵熟成させてから、本仕込みする方法です。ミキシングを2回に分けて行われるのが製法上の大きな特徴となります。二段階に仕込んでいくので、中間に位置する種を中種と呼んでいます。中種に対して、パン生地に仕上がった生地を本ごね生地と呼びます。中だね法とオートリーズの違い中だね法と似た製法にオートリーズがあります。オートリーズとは自己分解といったような意味合...
パート・フェルメンテ法は、1980年レイモン・カルヴェル氏によって日本に紹介された。製法の背景には、フランスにおけるパン職人の労働時間の短縮があったといわれている。当時のフランスではフロアータイムの短縮によって労働時間の短縮を図っていたようである。しかし、フランスパンはじっくり発酵させることで小麦粉のうまみを引き出していくパンであるためフランスパンの味が低下していった。フランスで当時行われていた方...