食パンのまるめ

食パンのまるめは生地が大きいので意外と難しいですよね。

 

生地のまるめは分割から始まる

 

発酵を終えた生地をカードを使い優しく作業台にあけます。
生地はふわふわして、つぶれやすいですよね。

 

優しく扱います。

 

そこで、スケッパーを使て生地を切り分けて同じ重さにそろえていきます。

 

この時、細切れにしてしまうと生地が痛みまるめにくくなります。

 

なるべく、大きさをそろえて切り分けてから微調整していきます。

 

パン生地の表裏

 

分割するとき、生地の表と裏も意識してください。

 

発酵させた時に空気に触れている生地面が表です。

 

ボウルや番重に接している面が裏です。

 

まるめる時は、表面が表面、裏面が生地の中に入るようにまるめます。

 

参考動画です。
音注意です。

 

分かり安いように少し極端にカメラに生地を中に入れ込む動作を向けています。

 

表面で生地を包み込むイメージです。

 

まるめの難しさ

 

初心者にとってまるめはなかなか難しい工程です。

 

ギターでいうところのFコードみたいなものです。
(ギターやっているひとには分かるかな?)

 

何度もなんども繰り返すと誰でもできるようになるのですが、心が折れやすいところでもあります。

 

反対にまるめを習得できると、成形も全く同じ考え方で応用できます。
あんこを包む、「包餡」もまるめが上手にできるようになると、生地の真ん中にあんこを包むことができるようになります。

 

ご家庭では、「楽しむ」ことが大事です。

 

失敗も「楽しみながら」いろんなパンを作っていきましょう。

 

あっという間に上手になります。

 

 

 

 

 

 

文:佐藤 俊昭

 

 

 

 

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