以外に多いドウフックの着脱不全の対処法について解説していきます
ドウフックが渋くなり扱いにくいまま使ってはいないだろうか?
以外に多い症状ではなかろうか、渋いまま使っていると作業性が悪いだけでなく、手を挟んでけがをしてしまったり。ドウフックの装着不良のままスイッチを入れてしまいミキサーが破損してしまうこともあるので、是非改善させてから使用してもらいたい。
原因は何か?
私も、先輩から「ショートニングを塗れ」や「油をさせ!」など言われたがあまり改善しないことが多かった。
原因の多くは、滑りの悪さではないようである。
一番多いのは、汚れの付着ではないかと考える。
ドウフックの装着部分の穴を覗いてみてほしい、汚れた状態ではないだろうか。
つまり、軸とドウフックの穴のクリアランス(隙間)に汚れが付着して渋くなっているのである。その状態でショートニングや油を塗ってもあまり効果が出ないのである。
対処法は?
対処法は簡単である。
そう、汚れの除去である。汚れを除去するのだが、汚れは油や小麦、金属の混ざったものと推測すると洗浄方法が分かってくる。
やはり、油はべたつき、小麦は固くなる。
できればお湯につけて汚れを柔らかくしてから洗浄に入った方が良いだろう。
少し、お湯につけて柔らかくしておいて、通常の洗剤をスポンジに適量つけ穴の中に押し込んでぐるぐる回して洗っていく。
準備出来れば、コップや哺乳瓶を洗う柄のついたスポンジがあれば良いだろう。
頑固な汚れは?
それでも汚れが完全に除去できない場合、レンジまわり用の洗剤をスプレーして数分置き、スポンジで洗っていく。最後に通常の中性洗剤を使い同じ要領で洗い洗剤が残らないようしっかりすすいでおく。
しっかり乾燥
洗った後は、しっかり乾燥させる。濡れたまま使うとサビの原因になり着脱不良を起こすもう一つの原因になってしまう。
軸もきれいに
当然ではあるが、軸もきれいに汚れを除去しておく。フックだけきれいにしても軸が汚れていればすぐにまた汚れてしまう。
きれいになったら
フック、軸ともにきれいになり、しっかり乾燥させたら試しに着脱してみてほしい。
これで、楽に着脱出来るのであれば、汚れが原因であったと分かります。
それでも、渋い場合はその他の理由が考えられるため、メーカーに相談してほしい。
もう一度、言うが機械は整備不良で使うと思わぬ事故につながるので、是非ともメーカーや取引業者に相談してほしい。私の経験では、ほとんどの場合エンジニアが丁寧に説明してくれるので、自身のスキルアップにもつながるので、どんどん相談するクセを付けておくとよいだろう。
最後に
汚れを除去して、着脱が良好になったら最後にしておいてほしいことがある。
それは、油の塗布である。
金属同士が直接当たっていると摩耗しやすいので、油を塗布してほしいのであるが塗り方にコツがある。
コツというと大げさではあるが、それは、ごく少量まんべんなく塗布することである。
油が多すぎると生地への混入を招いたり、かえって汚れやすい状態になってしまう。
使う油は、食添グリースといわれる食べても外のないものを選ぶと良いだろう。ショートニング等で代用しても良いだろうが成分などを考えるとあまりお勧めはしない。
軸と穴両方に塗り、布を使って余分な油をふき取るように塗るとよい。
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まとめ
ドウフックの着脱不良の対処法をご紹介した。
着脱不良を起こしていると、事故なども怖いが、日々のストレスにもつながる。
快適に着脱できると、気持ちよく作業を行うことができるので、現在渋い状態で使っている場合、是非ともこの機会に空いた時間を見つけ汚れを除去してみてほしい。
一度、クリーンにしておくと、後は日々の洗浄でしばらく快適に使えると思う。
ただし、洗浄しても改善しない場合や特殊なドウフックを使っているミキサーなど、とにかく少しでも疑問がある場合は専門家に相談してほしい。
今回、ご紹介した内容は私の経験からでたものであるため、大変有効と考えるがあくまでも自己責任で行ってほしい。
この方法を試した結果について、何ら保障出来るものではないのでご注意いただきたい。